最近では脳を活性化させるということで、大人にも人気の仕掛け絵本。
仕掛け絵本にはシンプルな物から大がかりな物まで色々出版されています。
今回紹介する「みんなみんなおやすみなさい」は海外の仕掛け絵本の日本語版。
海外の仕掛け絵本は凝った物が多く、この「みんなみんなおやすみなさい」も様々な仕掛けが隠されています。
ちょっとした仕掛けから大きく動く仕掛けまで隠れているので、仕掛けを探すワクワクと動かすドキドキの両方を楽しめる絵本になっています。
「みんなみんなおやすみなさい
」脳が成長する仕掛け絵本
「みんなみんなおやすみなさい
」あらすじ
絵本やおもちゃをおかたづけしながら「おやすみなさい」。
月やふくろうにも「おやすみなさい」。
身のまわりのひとつひとつに「おやすみなさい」と語りかけ、しかけを動かして楽しめる絵本です。
「みんなみんなおやすみなさい」絵本やおもちゃにも「おやすみなさい」
「みんなみんなおやすみなさい」は仕掛けだけを楽しむ絵本ではありません。
物語はとてもシンプル。寝る前にお片付けしたり準備したり…。その中に何度も繰り返される「おやすみなさい」がキーワード。
ふくろうやお月さまにも「おやすみなさい」
散らかった靴下や洋服をお片付けして「おやすみなさい」
びんにいれた大切なたからものに「おやすみなさい」
そして最後にパパとママに「おやすみなさい」
テンポよく何度も繰り返される「おやすみなさい」は読み聞かせにもピッタリ。繰り返すうちに子どもも一緒に「おやすみなさい」を言うように。
身近なワードが繰り返されるので覚えやすく、子どもも参加しやすいです。
「みんなみんなおやすみなさい」には小ネタの仕掛けも満載!
「みんなみんなおやすみなさい」の中にはたくさんの仕掛けが隠れているのですが、どれも動作はカンタン。めくる、ひっぱるの2種類だけ。
ひっぱる仕掛けは力加減によっては引きちぎってしまう可能性もあるので、大人が動かしてあげるといいかもしれませんね。
パッと見仕掛けがあることに気付かない小ネタも紛れていたりするので、子どもと一緒に探しながら動かしてみてはいかがでしょうか?
見つけて動かした時の達成感は、子どもの脳の活性化にもつながります。
「みんなみんなおやすみなさい」で「ありがとう」の気持ちを伝えよう
「みんなみんなおやすみなさい」は寝る前に「おやすみなさい」を言うお話。
「ねるまえに みんなに おやすみなさいを いおうね。」
という一文が絵本の中に出てくるとおり、その日遊んだおもちゃや着ていた洋服を片付けたり、見守ってくれているお月さまやふくろう、最後にはパパとママに「おやすみなさい」を言います。
見守ってくれて「ありがとう」
といった「ありがとう」の気持ちが隠れているのだと思います。
一日の終わりに「ありがとう」の気持ちを込めて「おやすみなさい」を言おうね。
そんな気持ちが伝われば、子ども達もおもちゃの片付けをしながら「おやすみなさい」と言い始めるかもしれませんね。
「みんなみんなおやすみなさい」の出版社「ひさかたチャイルド」でオススメの絵本
今回ご紹介した「みんなみんなおやすみなさい」の出版社である「ひさかたチャイルド」
1981年から40年、子供向けの本を出版している出版社ですので、パパママのなかにもひさかたチャイルドの絵本や児童書を読んだことがある方も多いのでは?
にじいろのおとでもご紹介しているひさかたチャイルドの絵本を集めてみました♪
長年のファンも多いひさかたチャイルドの絵本。まだ触れたことがない方も、ぜひ一冊手に取ってみて下さいね。
優しい気持ちを養える絵本「どうぞのいす」
どうぞのいすと書かれた看板の横にはうさぎさんが作った小さな木の椅子。そこから始まる動物たちの次から次への優しさのリレー。
出版されてから約40年経った今も長年愛される絵本です。小学校1年生の国語の教科書にも取り入れられたことがあり、そのふんわりとした雰囲気の絵を楽しむだけでなく、次の人を想う優しさや思いやりを学ぶことができる絵本になっています。
子ども達が大好きなかわいい動物たちが次々に現れ、食べ物がどんどんと取り換えられていく様子は「次はだれが来るのかな?」「次は何を置くのかな?」といったワクワク感と、繰り返しのテンポで、1~2歳の小さな子ども達でも十分楽しめます♪
にじいろランド四日市園の保育士みちよ先生が、どうぞのいすの読み聞かせのコツを教えてくれています。
合わせてぜひ☆↓
「どうぞのいす」 作: 香山 美子 絵: 柿本 幸造 出版社: ひさかたチャイルド 発行日: 1981年11月 「どうぞのいす」あらすじ うさぎさんが作った椅子をめぐって次々に繰りひろげられる取りかえっこ。「[…]
セイル
