100玉そろばんという知育おもちゃをご存じですか?
簡単に言うと10個ずつ玉が連なり、それが10段並んでいる、数の勉強に使われる道具です。
100玉という名前の通り10×10で100個の玉が使われています。
3歳の息子が最近数に興味を示してきたので、面白い道具だなと思い、気になっていました。
素敵な既製品も数多く売られているのですが、使う時期が限られているものだし…と、買うのを渋っていた我が家。
ところが100円ショップの材料を探してみると、意外にも低コストで自作できることが判明しました。
自分で作ると好みのビーズで作れるため、お好きなテイストにすることができますよ!
のこぎりやきりを使って作っていきますので、お怪我に気を付けて作業されてください。
それでは、作り方を見ていきましょう♪
「かわいいビーズで自作できる!100玉そろばん」用意する道具&材料
材料
○ダイソーの木製のかご(約16.8㎝×約25.8㎝)…1個
○ダイソーのステンレス線(太さ9㎜のもの)…1個
○ビーズ(ステンレス線に通しても余裕があるくらい、穴が大きいもの)…100個
○事務用の丸いシール
○ビニールテープ
道具
○定規
○のこぎり
○きり(なければ、アイスピックや千枚通しなど)
○ラジオペンチ
○油性マジック
○(あれば)紙やすり
「かわいいビーズで自作できる!100玉そろばん」作り方
その1
3段になっている木製箱の一番底の部分とつながっている四隅をのこぎりで切り落とします。
今回は、この底の部分だけを使います。
紙やすりをお持ちの方は、切り口のささくれをやすりで滑らかにすると、より安全性が上がります。
その2
ふちから1㎝のところに鉛筆でまっすぐ線を引きます。
こうすると穴の位置がガタガタになりません。
次に箱の横の長さを測り、約2、3㎝間隔に10個印を付けてください。
片方が終わったら、もう片側にも同じように印を付けます。
左右の高さが均等になるように気を付けてください。
その3
その2で付けた印に、きりで穴を開けます。
しっかりと貫通するまで開けてください。
その4
ステンレス線を25㎝ずつ10本、ラジオペンチで切ってください。
その後、ステンレス線に10個ビーズを通します。
ビーズを通したステンレス線の両端を先ほどきりであけた穴にそれぞれ通します。
その5
それぞれ3㎝以上穴からステンレス線を出し、線の片方の先をラジオペンチで90度に曲げます。
先が余ったら隣の穴に入るように再び直角に曲げてください。もう片方も同じようにします。
この時、なるべくステンレス線がぴんと張るようにしてください。10段この作業を繰り返します。
注意点
曲げたステンレス線が木箱の内側から飛び出している場合は線を少し切るか、出た線をペンチで箱の底側に90度に曲げてください。
その6
事務用シールに1から100まで油性マジックで数字を書きます。
その後、ビーズをぴったり左に寄せた状態で場所を合わせ、ビーズの下にシールを1つずつ貼っていきます。
(今回は、分かりやすいように10の段だけシールの色を変えてみました。)
その7
ステンレス線がシールを張る作業で緩んでいたらギュッと締め、最後にビニールテープをステンレス線の保護のために木枠の周りに巻きます。
(ビニールテープが気になる方は、透明のものを使ってください。)
これで完成です!
のこぎりやきりといった道具が必要になりますが、意外と簡単に作れたのではないかと思います。
今回はダイソーの金平糖型のビーズを使用しましたが、お子さんの好みに合わせてビーズをお好きにカスタマイズしてみてください♪
お子さんと一緒に「かわいいビーズで自作できる!100玉そろばん」で、楽しく数の学習ができるといいですね!