子どもの皮膚疾患でよく耳にする「水いぼ」
痒みや痛みはなく、半年~1年ほどで免疫がつき自然治癒すると言われていますが、早く治してあげたいと思うのが親心ですよね。
「服を来ていても目立つ場所に水いぼができてしまった」
「プールの授業やスイミング教室が水いぼNG」
など、自然治癒を待ってられないって状況もあると思います。
この記事では肘に水いぼが出来てしまった我が子の約半年に及ぶ水いぼとの戦いを振り返りながら、おすすめの対処法をご紹介します。
今まさにお子さんの水いぼに悩んでいる方の参考になれば幸いです!
子どもの「水イボ」何が原因で出来ちゃうの?
正式名称は伝染性軟属腫といい、ウイルスの一種による感染症。
そんな水いぼは集団生活による接触やタオルの共有、水遊びなどで肌と肌が擦れあうことで感染してしまうと言われています。
特に夏はプールなど肌を露出する場面が多くなるので、夏に感染し潜伏期間を経て水いぼがでてきてしまう子が増えるそうです。
自然治癒すると言われてはいるものの、治癒する明確な時期や本当に自然に治るのかが分からないのが本当にやっかいですよね。
子どもの「水イボ」皮膚科での治療方法は?
我が子に初めて水いぼらしきものが出来て「どうしよう」と思った時、とりあえず皮膚科に行ってみるという方が多いです。
「これは水いぼです」とはっきり医師に診断をされた後・・・
ここからは各皮膚科の方針によって対応は様々ですが、主に3つに分かれます。
- 自然治癒を目指し経過観察
- 塗り薬を処方
- 麻酔テープを貼ったのちピンセットで水いぼを処置
水いぼを取る処置を行っていない皮膚科もあります。
ホームページなどで水いぼの治療方針を掲載している医院も多いので、診察前に確認しておくのがおすすめ!
子どもの「水イボ」には木酢液が効くって本当?
皮膚科で経過観察しましょうと言われた場合や、水いぼの数がさほど多くない場合、市販されているものでなにか良いモノないかなと思う方も多いはず。
そんな中、ネット上で大人気なのが木酢液!
とりわけ有名なのが「けんきの滴」
炭を焼いた際にでる煙を冷やして液化して作ったもの。
殺菌作用があり、人体にも安心して使用できる成分で作られています。
ただ・・・匂いが臭い。
一番多く例えられているのが燻製臭。
使い方は2通りあって、一つ目は綿棒に液をつけて水いぼができた箇所にちょんちょんって直接つける方法。
二つ目は浴槽に数滴入れてそのまま入浴する方法。
これは水いぼが全身に広がっていて綿棒でつけるのが大変な場合に効果的◎
水いぼの改善には個人差がありますが、ネットではお子さんの水いぼに悩むママ達の書き込みがとにかく多い商品です!
【体験談】我が子の水いぼが治るまで【水イボ写真あります】
我が家の娘は、小学校1年生の時に肘に集中して水いぼが出来てしまいました。
最初は2つ~3つだったのが、3ヵ月後くらいにはこんな感じに。
半袖の季節になると目立つ場所なので、春頃に皮膚科に行きましたが自然治癒を待ったほうがいいと保湿クリームを処方されておしまい。
保湿クリームがなくなっても、水いぼは良くなるばかりかさらにちょっと増えて赤みが出てきたような・・・?
別の皮膚科に行こうかと悩んでいた頃に、ママ友から「けんきの滴で100個以上あった水いぼが劇的に良くなってきたよ!」と言われたので迷わず購入。
匂いがきつくて湯舟に入れるのは子どもたちに拒絶されてしまったので、綿棒で直接ちょんちょんしていると次第に赤みが引いてきました。
その頃、学校からプール授業に関するお知らせが配布されて「水いぼなど皮膚疾患がある場合はプール不可」と書かれていて…
木酢液をこのまま使い続ければ改善していくかもしれないけれど、どのくらい期間がかかるか?そして本当に良くなっていくのか?
プール開きの日までに間に合わせるために最初とは別の皮膚科へ行き、結局麻酔テープを貼ったのち、ピンセットでひとつずつ処置してもらいました。
傷跡は3日ほど赤くなっていたのですがその後はあっという間に目立たなくなり、処置から1ヵ月後にはほとんど見えなくなりました。
傷跡は残りやすいと聞いていたのですが、うちの場合はほとんど分かりません。
水いぼができてしまった場所や多さ、そして季節や行事予定によって「この日までに治したい」という日が迫っている場合はやはり皮膚科で相談することをおすすめします!
娘の水いぼが治ったと思ったら、今度は息子にも移ってしまったようでわきの下にひとつぽつり。
水いぼとの戦いは親の根気が必要不可欠のようです。