イヤイヤ期は成長の証。でも、毎日大変ですよね…
2歳、3歳くらいになると始まるイヤイヤ期。「イヤ!」が口癖になって、何をするにも一苦労…。共働きやワンオペ育児中のママ・パパにとっては、本当に大変な時期ですよね。「仕事に行く時間なのに!」「夕飯を作りたいのに!」って、イライラしちゃう気持ち、よーく分かります。
でもね、イヤイヤ期は子どもが成長している証なんです。自分でやりたいっていう気持ちが強くなって、心が大きく成長している時期なんですよね。この記事では、イヤイヤ期の基本的なことと、共働き・ワンオペ育児中でもやりやすい具体的な対応策を紹介します。少しでも気持ちが楽になって、子どもとの時間を楽しめるヒントになれば嬉しいです。
イヤイヤ期っていつからいつまで?どうしてイヤイヤするの?
だいたい、イヤイヤ期は2歳くらいから始まって、3歳くらいにピークを迎えることが多いです。その後は、だんだん落ち着いていくことが多いのですが、子どもによって違うんですよね。
イヤイヤ期の主な理由は、こんな感じです。
- 「自分でやりたい!」って気持ちが強くなる時期だから。
- 自分の気持ちをうまく言葉で伝えられないから、かんしゃくを起こしちゃう。
- 心と体の成長がちょっとアンバランスな時期だから。
共働き・ワンオペ育児のママ・パパが特に大変なわけ
共働きやワンオペ育児だと、こんな理由でイヤイヤ期が特に大変に感じる方が多いのでは?
- 朝の準備とか、帰ってきてからの時間とか、時間に追われている中で子どものイヤイヤに対応しなきゃいけない。
- 仕事とか家事とか育児とかで、心に余裕がない中で子どものイヤイヤに付き合うのは、本当に大変。
- 周りの人に頼りにくい状況だと、全部自分で抱え込まなくちゃいけなくて、もっと大変になっちゃう。
共働き・ワンオペでもできる!イヤイヤ期の具体的な対応策
ここからは、具体的な対応策をいくつか紹介しますね。
- 朝はちょっと早めに起きたり、前日の夜にできる準備はしておいたりして、時間に余裕を持つようにしてみましょう。
- 「どっちのお洋服着る?」「おやつはクッキーとバナナどっちにする?」みたいに、子どもに選ばせてあげることで、自分で決めることができて、子どもは満足します。
- 「イヤだったね」「悲しかったね」みたいに、子どもの気持ちを言葉で言ってあげることで、子どもは自分の気持ちを分かってもらえたって感じて、落ち着きやすくなるんですよ。
- 好きな歌を歌ったり、絵本を読んだり、他のことをして気をそらすのも、結構効果があり◎
- 「あと5分だけ遊んだらお片付けしようね」みたいに、タイマーを使って終わりをちゃんと決めておくと、子どもも納得しやすいです。
子どもの対策だけでなく、大人の心のケアも忘れちゃダメですよ!完璧にやろうとしすぎないで、時には周りの人に頼ったり、自分のための時間を作ることも、すごく大切なんです。
イヤイヤ期の状況別NG&OK対応例
ここでは、具体的な状況を例に、NG対応とOK対応を説明していきますね。
状況別対応例1:朝の支度で「着替えない!」
NG例
ママ:「早く着替えて!もう時間がないの!」と急かす。
子ども:「イヤ!」と泣き叫んで、着替えを拒否。
結果:ママも子どももイライラして、朝から大騒ぎ。
OK例
ママ:「今日はどっちのお洋服着たい?赤いシャツと青いシャツ、どっちが好き?」と選ばせてあげる。
子ども:「赤いシャツ!」
ママ:「いいね!赤いシャツかっこいいね!じゃあ、一緒にボタンを留めようか?」と声をかけて、着替えを促す。
それでも着替えない場合は、「じゃあ、今日はこのシャツはお留守番させて、お着替えが終わったら一緒にバイバイしようか?」みたいに、遊びの要素を取り入れてみましょう。
状況別対応例2:買い物中に「お菓子買って!」
NG例
子ども:「お菓子買って!」と駄々をこねる。
ママ:「ダメ!今日は買わないって言ったでしょ!」と強く叱る。
結果:子どもはもっと大きな声で泣き叫んで、周りの目が気になる…。
OK例
買い物に行く前に「今日はご飯を作るための材料を買いに来たんだ。お菓子はまた今度ね。」と先に伝えておく。
それでも子どもがお菓子を欲しがった場合は「今日はこのお菓子を見て楽しもうか。今度一緒に買いに来ようね」みたいに、子どもの気持ちを受け止めつつ、別の方法を提案してみましょう。
状況別対応例3:帰宅後、ご飯を作りたいのに「遊んで!」
NG例
ママ:「今からご飯作るから、ちょっと待ってて!」とだけ言って、キッチンへ。
結果:子どもは一人で遊ぶのがつまらなくて、ママの後を追いかけたり、ぐずり始めちゃう。
OK例
帰宅後「ただいま!今日は保育園で何して遊んだの?」と子どもの話を聞きながら、一緒に遊ぶ時間を作ってみましょう。(5分でも10分でもOK)
その後「ママ、今からご飯作るんだけど、一緒に何かお手伝いしてくれる?」「おもちゃを片付けてくれると助かるな」みたいに、子どもを巻き込んでみましょう。
周りのサポートを得る方法
共働きやワンオペ育児の場合、周りのサポートは本当に大切です。
- おじいちゃんおばあちゃんや親戚に頼る
たまに預かってもらうだけじゃなくて、「急な用事ができた時だけお願いできないかな?」みたいに、具体的な状況を伝えてお願いすると、相手も協力しやすいですよ。 - 地域のファミリーサポート事業や一時預かりサービスを利用する
市町村とかNPOなどがやっているサービスを活用することで、一時的に子どもを預けることができるんです。事前に登録が必要な場合があるので、早めに調べておくといいですね。 - パパとの連携をしっかりする
家事とか育児の分担について、普段からちゃんと話し合っておくことが大切です。お互いの状況を理解して、協力し合うことで、負担を減らせると思います。
独立行政法人 福祉医療機構のサイト「WAM NET」には、全国のファミリーサポートセンターを検索できるページがあるので、活用してみて下さいね。
https://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/jidou/raisingkids/raisingkids444_new.html
まとめ:イヤイヤ期はいつか終わる!
イヤイヤ期は大変な時期だけど、必ず終わりが来ます。焦らずに、子どもの成長を温かく見守りながら、この記事で紹介した対応策を参考に、この時期を乗り越えていきましょう。
もし、どうしても辛い時は、地域の保健センターとか子育て支援センターなどに相談してみるのもいいと思います。専門家のアドバイスを受けることで、気持ちが楽になることもありますよ。