いざという非常時に備えて、防災用品を用意しておくことはとても重要。
小さな子どもがいる家庭ではさらに備えておくべきものは増えてきます。
この記事では「防災用品ってなにを用意すればいいの?」という基本的なことから、避難所に持っていくと良いもの、自宅に備えておくと良いもの、子どもがいる場合追加で用意しておくべきものを詳しく説明していきます。
防災用品って必要だよな~って思いながらも、いつ出番が来るか分からないこそなかなか備える気になれなかったり、中身の見直しを怠りがち。
特に赤ちゃん~幼児へと成長していくにつれて必要な防災用品も数か月単位で変化していきますので、この機会にぜひ一度見直しをしてみてくださいね!
防災用品ってなにを用意すればいいの?
現在は「非常用袋」が多く販売されているので、基本的な防災用品はひとつずつ買うよりもまとまっているものを購入するのがベター。
そこに自分でアイテムを追加していくほうが準備が楽になりますよ。
販売されてるものによって防災アイテムの量は異なりますが、保温アルミシートや、充電式ライトやラジオ、ウォータータンク、簡易トイレ、軍手、ウェットティッシュなどは揃います。
防災用品を準備するときの注意
防災用品を用意しようとすると、あれもこれもと心配になって準備しがちですが、量には注意しましょう。
そして、すべて非常用袋に入れる必要ありません。
被害の大きさによって、避難はせずに自宅で過ごす可能性も大いにあります。
避難所に行くことになった時も使える非常用袋と、自宅で過ごす際に備えておきたいものを分けて紹介していきますね。
避難所に持っていくべきもの
「防災用品がたっぷり入った非常用バッグを持って、子どもの手引いて(もしくは抱っこして)避難所まで歩いて行ける?」
まず、この想定が大事。
夫婦揃っているとも限りません。
自分1人で持てる量でとどめておくことがとても重要です!
(男性の場合15キロ、女性の場合10キロほどを目安に)
避難所に持っていくべきものは、非常用袋の基本的な中身のほかに水や食料、チョコレートなどの甘いお菓子、数日分の替え下着、マスクや消毒&救急セット、ハサミなど。
スマホの充電ができるようにモバイルバッテリーもあると安心ですね。
保険証・通帳・印鑑・現金も必需品。
キャッシュレス決済の普及で“手元に現金がない”という方も少なくないはず。
もしもの時のために、日頃から現金もある程度すぐ使えるようにしておいてくださいね。
あと、以前東日本大震災で被災された方がテレビのインタビューで「歯を磨きたい」と仰ってたのがすごく印象的で・・・。
口腔環境って精神面にもすごく大きな影響を与えるそうです、なので歯ブラシと歯磨き粉ももはや必須アイテムといっていいでしょう。
水が足りない場合もあります。水でゆすぐ必要のない液体歯磨きは避難用にオススメです。
しばらくお風呂に入らないことも考えられるので身体用の汗拭きシートやドライシャンプーも欲しいところ。
おしりふきが身体拭きに役立ったという話もあります。
自宅に備えておくべきもの
自宅では主に食料をたくさん備えておくのが安心です。
まずなんといっても水!
家族ひとりに対して1日3リットル、最低3日分は用意しておきます。
続いて食料。
お米や乾パン、缶詰などはある程度非常食として置いてある家庭が多いかと思いますが、いざ自宅避難生活をするとなると・・・おかず、欲しくないですか?
豚汁や肉じゃがなどの非常食も、今はすっごく豊富に売ってるんです!
避難中の家族の健康を考える主婦としては、ある程度健康的な食事ができるように備えておきたいものです。
子どもがいるからこそ備えておくべき防災用品
ここからはお子さんがいる家庭だからこそ備えておいたほうが良いものを一挙紹介。
- 離乳食
- おむつ
- 匂わないビニール袋
- 液体ミルクと哺乳瓶
- ウェットティッシュ
- 絵本や紙・ペンなどの遊び道具
離乳食は月齢によって食べられる内容や固さも違うので、レトルト用品は定期的に中身の入れ替えが大事!
普段は母乳育児をしているママでも、災害のストレスや避難所で人目が気になり授乳トラブルが起こりやすいとも言われています。
今はそのまま飲める液体ミルクも発売されているのでいくつか備えておくと安心。
別売りでそのまま取り付けられる哺乳瓶の乳首部分だけもありますが、赤ちゃんによっては「哺乳瓶はこれじゃなきゃ駄目」って子もいるので、ご自分のお子さんに合わせて用意してくださいね。
いつ起こるか分からない災害だけど・・・
いざその時がきたときに後悔しないために、子どもを守るために、備えておけることはしっかりやっておきましょう!