出産を控えているプレママの皆様、『来るべき日に備えて』の準備は進んでいるでしょうか?
新生児用品、入院や産後の為のママさん用品など、『必要な物の取り揃え』は勿論ですが、『出産前後をどこで過ごすか』も早めに決めておかなければならない重要事項。
「里帰り?自宅?」「里帰りならどれくらいの期間?」
…これらはプレママさんと周囲の事情によって違いますので、何がベストなのかは一概には言えません。
ちなみに私は『里帰り出産』を選び、結論から言えば実家のサポートはとてもありがたかったのですが、ちょくちょく面倒なことはありました。
私の話は20年近く前の『長女出産時の里帰りエピソード』です。
当時、私が感じた事をメリットとデメリットに分けて整理し、プレママさんにお伝えしたいと思います。
里帰り出産のメリットは『やはり安心』
私の実家は、自宅から車で約30分の場所にあります。
移動しようと思えばいつでも簡単に出来る距離ではありますが、初産で色々不安だということで、3週間前からお世話になることに。
『里帰り出産』のメリットとして一番に思いつくのは、『親から色々サポートしてもらえて安心』ということだと思います。
私がそれを実感したのは、出産予定日の12日前、突然の『破水』。
もう、びっくり… いや、それ以上の『パニック』でしたね。
プレママ学級に通い、妊婦さん用の雑誌を熟読し、『破水』について解かっていたにも関わらず、知識が一気に全部吹っ飛んでしまいましたから(苦笑)。
「落ち着いて!」…という母の『喝』がなかったら、あの時どうなっていたことやら…です。
無事に出産し、退院した後も母は数々の育児のサポートをしてくれました。
私にとって新生児は、なんだか『コワレモノ』のようで、毎日がおっかなびっくり…。
特に沐浴は、私一人では難しかったと思います。
また、自宅にいれば自分でやらなければいけない家事を、親が代わってくれたことで、『育児に専念できた』のも大きなメリットでした。
里帰り出産のデメリットは『身内だからこそ容赦ナシ!』
『ポンコツ新米ママ』だった私が出産後に実家に滞在したのは、なんと約3か月!
自宅に戻る目安として『一か月検診を終えた後』を選ぶママさんが多い中、『不安』という理由だけで、なかなか帰る決心がつかない私でした。
母も『自分の娘がどれだけ不器用な人間なのか』をイヤというほど知っているため、滞在期間の長さに関しては文句を言いませんでしたが、日を追うごとに『ダメ出し』が増えてゆきました。
『努力型で、ある程度のことは器用にこなす母』に対し、私は『基本テキトー型の超不器用人間』…。
結婚して距離をとってからは良好な関係になったものの、実家にいた頃は母VS私でバチバチやっていましたから。
勿論、母が『私の事を思って言ってくれている』のは解っていたし、不満より不安の気持ちが大きかったので、バトルの再燃はなかったです。
でも自分の情けなさには気が滅入ってしまいましたね。
更にナンダカンダ言っても、3か月の間、楽をしていた訳ですから、自宅に帰って本当の『独り立ち』をするまで時間がかかってしまいました。
今振り返ってみると「いつかは自宅に戻ってバタバタするのだから、もう少し早い時期から一人で苦労すれば、その分早く落ち着いたのかな…」としみじみ思います。
いまさら感満載ですが…。
里帰り期間『短い』&『しなかった』ママ友の事情は?
先程『実家から自宅に戻るタイミングは、一か月検診後が多い』と述べましたが、
私の周りには「一か月より早かった」「そもそも帰っていない」というママ友が思ったより多かったです。
一週間だけ里帰り
「当時、仕事をしていた実母。一週間だけ休みを取ってくれたので、その間だけ実家に滞在。その後は『ワンオペ』育児状態。大変だった」
とママ友Aさん。今は仕事を持っているおばあちゃん世代が多いですからね。
旦那さんの仕事が忙しく、目まぐるしい日々だったということでしたが、気が付くと家事育児をちゃんとこなしている自分がいたそうです。
里帰りはしませんでしたが…
「実家で兄弟が生活していた為、里帰りはしていない。他県に住んでいる義母が一週間泊まりに来てくれて、色々サポートしてくれた。その後は地元にいる実母が通ってくれたよ」
と教えてくれたのはママ友Bさんです。
お姑さんに遠慮して、実母を頼ってしまうママさん(←はい、私です)は多いと思いますが、可能であればこのような形もいいかもしれませんね。
可愛い孫のことでお願いをされるのは、きっと嬉しいでしょうから。
里帰り出産をしてもしなくてもゴールは一緒
以上、『里帰り出産のメリット・デメリット』を私なりにまとめさせて頂きました。
ほぼ『個人の感想です』的な内容ではありますが、プレママさん達が「へえ~」と思ってくれたら、それだけで充分嬉しいです。
ちなみに私は、5年後に次女を出産しましたが、この時は幼稚園生だった長女の通園のことを考えて、里帰りはしませんでした。
母は『通い』で育児をサポート。前回よりは私も成長して、不器用ながらも早い時期に一人でこなせるようになりました。
久しぶりの沐浴は、しばらくの間怖かったですけどね(笑)
里帰り出産を選んでも選ばなくても、やはり新生児の育児の大変です。
でも、どんなに大変な日々を過ごしていても、肩の力がふっと抜けて、育児に余裕を持てる日がやがて訪れるでしょう。
元『ポンコツ新米ママ』からのメッセージでした。
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