アトピーは赤ちゃんに発症が多い皮膚の病気。
そんなアトピーですが、昔に比べ発症者が年々増加傾向にあるようです。
アトピー性皮膚炎はアレルギーが原因で起きますが、今では3人に1人の割合で何らかのアレルギー物質が体内にあると言われている時代。
赤ちゃんを苦しませるアトピー性皮膚炎の原因と対処法について知っておきましょう。
赤ちゃんのアトピーはアレルギー物質が原因
アトピーは体内に入り込んだアレルギー物質が原因で皮膚に症状が起きる病気。
特に身体の柔らかい部分である首やひじ裏、ひざ裏などに起こり強い痒みを引き起こします。
まだまだバリア機能が低く、デリケートな赤ちゃんの肌はそんなアレルギー物質にも弱いのです。
他にも激しい咳や痰、ヒューヒューという呼吸音が特徴の気管支ぜんそくもアレルギーの代表的な病気の1つ。
アレルギーがどのような形で発症するのかは人それぞれ異なります。
アトピーは大人でも我慢できないほど強い痒みが特徴の皮膚病。
眠っている間でも赤ちゃんはかきむしってしまうため、薬を使ってもなかなか良くならず悩むお母さんも多いでしょう。
赤ちゃんのアトピーを予防するためにするべきこと
辛いアトピー。発症させないことが一番ですよね。
もし赤ちゃんがアレルギー体質の場合、生活環境に注意してください。
こまめに室内を掃除し綺麗な環境を整えるだけでも緩和されます。
また毛足の長いじゅうたんや化学繊維を使っている洋服やカーテンなどもホコリや付着しやすいため避けるべき。
天然繊維を使った製品であれば、さっと払ったり掃除機で吸い込むだけでホコリ等を除去できるので安全ですよ。
赤ちゃんがアトピーになってしまった時の注意点と対処法
アトピーの場合、ペットの飼育にも注意。
特に毛が抜ける種類の動物を飼っている場合は、こまめに掃除をして抜け毛をなるべく部屋の中から除去するようにしましょう。
アトピーは肌がとてもデリケートなので、肌に身に着けるものや布団、寝具は綿100%が適しています。
もちろんこまめに洗濯し常に清潔な状態で使うのがベスト。
週に1回は必ず布団カバーやまくらカバーを洗濯してください。
赤ちゃんのアトピーは月齢が進むごとに良くなると言われていますが、やはり医師の治療と並行して症状を緩和したいですね。
体質改善も心がけながら上手にアトピーと付き合っていきましょう。
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