アトピーにはさまざまな治療方法がありますが、その中の一つが「食事療法」
これは食物アレルギーが原因で発症している場合に行われる方法。
アレルギーを引き起こす可能性が高い動物性食品や油類、砂糖類などを制限し、なるべく症状を発症させないように食事面から気を付けていきます。
症状が出ている人は、何らかのアレルギーを持っていると考えられているので、できるだけ食事でアレルギー物質をとらないようにすることが大切であり基本。
今回はアトピーの食事療法についてお伝えします。
免疫力を高める食品でアトピーが起きにくい体質に
アトピーが起きにくい体質にするために、免疫力を高める食品も積極的に摂取しましょう。
ニンニクや玉ねぎ、長ネギなどに多く含まれる硫化アリルは、一部の成分が体内でアリシンというものに変化するため、免疫力を高める効果がありおすすめです。
また自然治癒力がアップする食事も心がけるべき。
抗酸化作用や免疫作用がある豆腐や納豆が良いでしょう。
無理に摂取しようとすると逆にストレスになってしまう場合もあるので、普段の食事に意識して取り入れながら、無理なく摂取することが大事です。
アトピーの食事療法は専門家の指示に従って
食事療法を行う際は、医師の指導の下で行ってください。
血液検査を行えばどの食材でアレルギー反応が起きるか把握することができます。
例えば、先ほど免疫力アップにおすすめした豆腐や納豆。
大豆アレルギーの方が摂取すると逆効果に。
必ず、現在の食物アレルギー状態を把握したうえで摂取する必要があります。
乳幼児期の食事療法であれば、保健婦さんなどに栄養指導を受けるのも良いでしょう。
除去する食材が把握できていれば、離乳食の作り方等も教えてもらえますよ。
食事療法でアトピーの原因を根本からなくす体質改善を
アトピーはステロイドを使うとすぐに良くなりますが、使うことに抵抗があるという人も多いですよね。
そのような場合は食事療法を利用し、アトピーの原因を根本からなくし体質改善するようにしましょう。
薬と違い即効性はありませんが、乱れた食生活を改善させることができるため、体質そのものも良くすることができます。
健康的な食生活を意識することで、アトピー性皮膚炎以外の症状改善にも役立ちます。
お子さんがアトピー性皮膚炎の場合、親も一緒に食事に気を付けることで、成人病予防や肥満防止にも。
家族みんなで健康的な食生活を目指しましょう。
食品添加物もアトピーを引き起こしやすいと言われていますので極力避けてくださいね。
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