2人目はいつがいい?「兄弟姉妹・みんなの年齢差事情」

2人目はいつがいい?「兄弟姉妹・みんなの年齢差事情」 生活

お子さんの誕生でお世話に追われる日々を過ごしながらも、次のお子さんについて考えたことはありますか?
「赤ちゃんは授かりものだから自然にまかせる」というご家庭もあれば、きょうだいの年の差によって変わってくる事情を踏まえて今後のことを考えるご家庭もあるでしょう。

ここでは様々な年齢差のきょうだいを持つママ友さん達からこの年齢差で良かったこと&大変だったことを聞いてまとめてみました。
もちろんお子さんの性格や男女の違いによって変わってくる部分はありますが、「我が家においての理想的な年齢差は?」と考えている皆さんの参考になれば幸いです。

『一人っ子を選択』したAさんの場合

友人Aさんは男の子のママ。彼女は自分達のライフスタイルを考えた結果、我が家の子供は一人と決めたとのことでした。

一人っ子は子供とのタイミングを合わせやすい

一人っ子のメリットとして一番に挙げられるのは、やはり子供が親に話をしたいと思う時にじっくりと向き合える環境を作りやすいことではないでしょうか。
「ある程度大きくなると、何かあったとしてもすぐに話してくれるとは限らない。夜にふっと私の側に来てボソッと話し出すことがあるから(笑)」とAさん。

一人っ子は当たり前のように「2人目は?」と聞かれることも

「2人目は?」と聞かれて面倒くさいと思ったことはあるかどうか聞いたところ、「聞かれたことは何回かあるけど、自分で選んだことだから何とも思わなかったよ」との答え。
彼女の息子さん自身も「きょうだい?いらないけど」と言っているそうですから(笑)。

『年齢差2歳』兄弟がいるBさんの場合

「あまり年齢をあけないで2人目を迎えたかった」と語るのはママ友Bさん。
彼女は2人の男の子のママさんです。

2歳差の理由「なるべく短期間で子育てを終わらせたいから」

「小学生時代の4年間、発表会や運動会が一度に終わって楽だった」とBさん。
ただし授業参観だけは教室を行ったり来たりするのが結構大変だったそう(笑)
また、同性・年齢も近いということで「おさがりも洋服の存在を忘れないうちに次に回せる」「野球の話など共通の話で盛り上がりやすい」など、メリットはたくさんあるようです。
Bさん個人としては「年の近い兄弟あるあるで普段はケンカばかり。でもどちらかがいないとつまらなそうな顔をする時に何だか幸せを感じる(笑)」とのことでした。

2歳差は「時々、金銭面でキツイと思う」事が…

「あまり言いたくないけど金銭的な事がちょっと…。同じ学校にいる限り諸経費のお知らせは同時に来るから(笑)それから微々たる金額ではあるけれど、彫刻刀のような学校生活でそこまで頻繁に使わない物を2つ買わなくてはいけない時は何だかもったいないと感じてしまう。そして中学校の制服!長男のものをおさがりに使えたら節約できたのに…と少しだけ思ってしまった」
短期間で2人以上の子育てを終えるということは、その分まとまったお金も必要なのですね。

『年齢差3歳』姉弟がいるCさんの場合

Cさんは3人のお子さんを持つママ友さん。長男くんと2番目のお姉ちゃんとの年齢差は3歳。そして一番上のお姉ちゃんとは11歳の年齢差があります。
まずは年齢差3歳の姉弟についてCさんに聞いてみました。

3歳差「期間としてはちょうど良いかも」

「年が近すぎると両方に手がかかるし、あまり離れるとお世話のやり方を忘れそうだから(笑)個人的な考えだけどお世話に関しては3歳の年齢差がちょうど良かったなと思う」とBさん。
また小学校生活においては次女ちゃんがとても頼りになったとのことです。
「次女が4年生になって、だいぶしっかりとしてきた時に長男が入学。3年間は安心して長男を学校に送り出せた」
集団登校を始め、小学校生活で上の子が一緒なら安心できることが多々ありますからね。

3歳差だと『進学のタイミングが一緒なのはキツイ』

年齢の近いきょうだいは教育関係の費用が一気にかかりがちですが、進学のタイミングが同じ3歳差は一番負担が大きいかもしれません。
現在Cさんの長男くんは高校受験を控えた中学3年生。そして高校3年生の次女ちゃんは県外の大学へ進学を希望しています。
「中学と高校の同時進学の時も大変だったけど、今回はヤバイ。本当は考えたくない(苦笑)」…と言いながらも2人の為に頑張っているCさんです。

『年齢差5歳』姉妹がいる我が家の場合

我が家の子供達は5歳差の姉妹。実は4歳差希望だったことをここに記しておきます。

5歳差は『話せばある程度解かってくれる』

私が次女を妊娠&出産したのは長女が幼稚園年中さんの時…。
構って欲しい時についつい「後でね」と言い、泣かせてしまったこともありましたが、自分の状況を分かりやすく伝え、可能な限り長女に関わることで大きなすれ違いはなかったと思っています。
いざ出産!…という時も私の実家でいい子に過ごしてくれました。
そしてずっと前から「妹が欲しい」と言っていたこともあり、家に戻ってからはいいお姉ちゃんぶりを発揮してくれました。

5歳差は『小学校に11年関わります』

5歳差で一番大変だったのは小学校に関わった時間の長さですね。
長女が6年生の時に次女が入学。たった1年しか一緒でない上に関わる期間は11年。
学校のPTA活動(総会や学校内の草むしりなど)や子供会の活動が正直面倒で「早く終ってくれー」と思ったことが何度もありました。

『6歳以上離れている』お姉さんがいるCさんの場合

再びCさんの登場です。Cさんの長女さんは長い一人っ子期間を経た後に妹と弟が誕生しました。

年の差6歳差以上は『上の子がとても頼りになる』

「パパが仕事で週末しかいなかったから、その分長女がお世話に活躍してくれた。お風呂に入れるのを手伝ってくれたり、泣いたらおんぶしてくれて部屋の中を歩いてくれたり…。おかげで下の2人は今でも長女のことが好きすぎる(笑)」
なんだか微笑ましいですね。

年の差6歳以上『大丈夫という決めつけは禁物』

「…とは言っても長女は私の妊娠が分かった時には複雑な様子だった。パパとママの愛情を長い間独り占めしていたからね。」
子供は小学生になると友達との関係の方を重視しがちですが、まだ親に甘えたいと思う時だってあることでしょう。
「小学生だから大丈夫だろう」という決めつけはNGなのですね。

「楽あれば苦笑い(?)あり」それが子育て

以上、年齢差においてあらゆる角度からまとめましたがお役に立てたでしょうか?
子供の数が何人でも、年齢が何歳差であっても楽しい時は楽しい、大変な時は大変という結論に至りますね。
その中から自分達のライフスタイルに合ったベターな選択肢が見つかりますように。

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