「子供がおもちゃを片付けない」「どう収納すればいいのか分からない」「床にものがあふれている」など、片付けに悩む人は本当に多いですよね。
特に小さい子供がいる家は、子供の成長に伴って、今後さらにものが増えていくことを考えると、この悩みを解決する日はくるのだろうか…と、呆然としてしまうかもしれません。
そんな方におすすめの資格が、整理収納アドバイザー。
ここ数年の断捨離ブームで、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか？
将来、整理収納アドバイザーを仕事にしようとまでは考えていなくても、日常生活に十分役立つ資格です。
今回は、私の実体験を交えながら整理収納アドバイザーについて紹介します。
日常の片づけにも役立つ！整理収納アドバイザーとは？
整理収納アドバイザーとは、ハウスキーピング協会が認定する民間資格。
整理収納のノウハウやメソッドを体系的に学ぶことができます。
1級～3級まであり、1級に合格すると「整理収納アドバイザー」と名乗って仕事をすることができます。
仕事内容は一言でいうと、整理収納を通して快適な空間を実現すること。
そのアプローチは人によって様々で、SNSで発信する、実際に個人宅で片付けをする、自宅で片付けセミナーを開くなど多岐に渡ります。
通信講座でコツコツ整理収納アドバイザーの自宅学習をスタート
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整理収納アドバイザーを目指すことを決めたのは、2016年の秋。
当時、長男は小1、長女は幼稚園の年長、次男は2歳でした。
子供達が小さかったため外出して講座に参加することは難しいと考え、通信講座のユーキャンを利用し、自宅で勉強することにしました。
テキストを取り寄せて勉強を開始したのが12月。
週末や夜など時間があるときにコツコツ進めて課題を提出し、翌年2017年2月には2級に合格しました。
1級1次試験の筆記は会場での受験。合格後の2次試験は、実際に片付け作業を行い、その内容を資料にまとめてプレゼンします。
自宅は不可なので、友人宅のキッチンカウンターを片付けました。
試験当日まで、夜中に1人でブツブツつぶやきながらプレゼンの練習。眠気との戦いで辛かったことを思い出します…。
そんな努力が実り、ついに7月の試験で1級に合格！思い立ってから約半年が過ぎていました。
合格後に選んだ整理収納アドバイザーの仕事スタイル
合格後はホームページの作成や自宅セミナーの開催などにチャレンジしながら、自分に合った働き方を模索しました。
現在は去年から始めた、個人宅でお客様と一緒に行う整理収納作業がとても楽しく、自分には一番向いていると感じたため、それをメインにしています。
ただし、子供達との生活を優先にしているので、月に数回程度。
幼稚園や小学校が長期休暇の時は、私も一緒に長期休暇になります。
ゆっくりしたペースですが、今はこれが自分にとって、家庭と仕事とのベストなバランスだと思っています。
整理収納アドバイザーの資格勉強を通して自宅が激変！
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私のように最終的に整理収納アドバイザーを仕事にしなくても、資格の勉強を通して実生活で得るメリットはとても大きいと思います。
そのメリットとは、資格の勉強で身についた整理収納のノウハウを使って、自宅を快適な空間にできること。
なぜなら、テキストで勉強したノウハウを実地訓練する場所が自宅になるからです。
つまり、整理収納アドバイザーという資格は、勉強すればするほど自宅が自然に整っていくという嬉しいおまけつきの資格と言えます。
実際、資格の勉強をした約半年で、我が家の収納は大きく変わりました。
それ以前に比べて、格段に家族みんなが使いやすく、片付けがラクな空間になったと思います。
もちろん、資格の勉強をした全ての人の家がすぐに変わるわけではありません。
しかし、整理収納のノウハウを知っているかどうかだけでも大きく違います。
基本の知識を理解していれば、あとは自宅で練習するのみなので、時間があるときに小さなスペースから始めれば、ゆっくりでも確実に変わっていくと思います。
片付けが苦手な人は整理収納アドバイザー講座に参加するだけでもよし！
片付けも勉強と同じように習慣づけが大切なので、子供が小さい時期から始めるのがベストです。
ただ、まだまだ育児が大変な時期なので、なかなかやろうという気力が湧かないし、勉強する時間もとれないですよね。
そんな方は、私のように通信講座で自宅学習ではなく、ハウスキーピング協会が開催する講座に参加するという方法もあります。
3級は講座に参加するだけで取得できますし、なにより同じように整理収納に関心がある人と知り合えることで、お互い励まし合って勉強することができるというメリットがあります。
片付けに悩んでいるなら、ぜひ一歩踏み出してみませんか？
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