秋といえば散歩が楽しい季節。落ち葉や木の実など子供の好奇心を刺激する自然のおもちゃがたくさん転がっています。
子供が拾った植物、いつもどうしていますか?工作の他には、特に使い道が思いつかないという方も多いかもしれませんね。
我が家では去年から、拾った植物を使って本物図鑑を作り始めました。
なんとなく始めたこの図鑑ですが、意外にもコツコツ1年以上続き、嬉しいメリットも発見。
今回はこの本物図鑑を紹介します。
拾った植物で作る本物図鑑とは?
本物図鑑とは我が家手作りのオリジナルの図鑑で、子供が拾ってきた植物を各ページに張り付けたノートのことです。
イラストや写真ではなく、本当の植物を使っているので本物図鑑と名付けました。去年の秋から作り始めてもうすぐ1年になります。
本物図鑑を作るとこんなメリットが!
思い出として残る
図鑑には植物だけではなく「いつ」「どこで」「誰が」拾ったのかという情報も書いています。
そのため、ページを開くとその植物を拾った場面が思い浮かび、今では写真のアルバムのような存在となりました。
たとえば、上の写真の左上のサザンカの横には「2019.11.15. 小学校の近くの歩道」と書いてあります。
これは、その日に遊びに来ていた祖母と一緒に採った花。このサザンカを見る度に子供達は「ばぁばと採った花だよね。赤くて綺麗だった。またばぁばに会いたいな。」と話しています。
植物への興味が湧く
「まだ図鑑に貼ってない植物を集めたい」という気持ちが湧き、公園に遊びに行くと道端に落ちている木の実や葉っぱ、咲いている花などを自然と探すようになりました。
珍しいものを見つけると「図鑑に貼ろう!」と袋に入れて持ち帰ります。
ノートに貼るときは、分かる範囲で植物の名前を書くようにしているので「これはなんていう植物かな?」と考えます。
こんなふうに植物に触れる機会が増えたことで、植物に対する興味や知識が増えたことはとても良かったなと思います。
すぐにできる!本物図鑑の作り方
植物を集めに公園へGO!
まずは子どもが得意な植物採集。どんぐりでも花でも木の葉でもなんでもOK!
週末に公園へ出かけて探してもいいですし、普段の生活の中で見つけてもいいですね。
我が家は幼稚園の行きかえりに拾ってくることが多いです。
必要な道具はたった3つ
図鑑にするノートを準備します。私はたまたま余っていたノートを使いました。
張り切って大きなスケッチブックのようなものを買うと、収納に困る上に子供には扱いにくいので、ごく普通のノートがいいと思います。
その他、テープ、鉛筆やクレヨンなどの書くものがあればOK。
記録をつけよう
集めた植物をテープでノートに貼ります。後から名前や日にちなどを書きこむので、スペースを空けておくことを忘れずに。
ぎゅうぎゅうではなく余裕を持って貼る方が、後から見返したとき、分かりやすくておすすめ。ノートはもったいぶらずに大胆に使いましょう。
次に、植物の横に「いつ」「どこで」「誰が」採ったのか、もし分かれば植物の名前も合わせて書いておきましょう。
子供が文字を書くことが難しければ、親やきょうだいが書いてあげるといいですね。作業はこれだけ!とっても簡単♪
本物図鑑を親も一緒に楽しんで
拾ってきた植物をノートに貼るだけで作れてしまう本物図鑑。
とっても簡単なのに、後から見返すとアルバムにもなるという優れものです。
まずはどんぐり1つから親子でチャレンジしてみて下さいね!秋のさんぽがもっと楽しくなりますよ♪
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