イライラにさよならしよう!親・子の片づけインストラクター講座のすすめ

イライラにさよならしよう!親・子の片づけインストラクター講座のすすめ 生活

片づけの悩みをどう解決するかは、誰と住んでいるかによって大きく変わってきます。
たとえば、1人暮らしなら基本的には自分のものしかないので、断捨離も日々の片づけも自分だけの決意や判断で進めることができますよね。

しかし、これが家族、それも小さな子供がいる場合だとどうでしょうか?
「おもちゃじゃないものも引っ張り出す」「話しても聞いてくれない」「遊んだら遊びっぱなし」など、親はとてもコントロールできません。
むしろ、こっちが振り回されているような毎日…。

子どもが3人いる我が家も、同じような状況でした。
整理収納アドバイザーの資格を取り、家の中は整ったものの、子供の片づけとなるとどうもうまくいかない…。
そんなモヤモヤした時期に出会ったのが、親・子の片づけインストラクター講座でした。
今回は子供の片づけに悩む方に向けて、この講座を紹介します。

親・子の片づけインストラクター講座とは?

親・子の片づけインストラクター講座とは、親・子の片づけ教育研究所が主催している講座です。
「親・子」と名前がついていますが、参加者の対象は大人のみ。
講座を通じて、親は自分自身と子供を見つめ直し、具体的な関わり方と仕組みづくりを学ぶことができます。

親・子の片づけインストラクター講座は4種類

90分で気軽に基本を学ぶ入門講座

講座は全部で4種類。1つめは90分で子供の片づけの基本を学ぶ入門講座です。
私は整理収納アドバイザーの資格を既に持っていたので、受けていませんが、整理収納関連の勉強を全くしたことがないという方、時間はないけど片づけの基本を知りたいという方、まずはお試し感覚で気軽に受けたいという方におすすめです。

仕組みづくりをメインに学ぶ2級認定講座

2つめが2級認定講座。子供が片づけやすくなる仕組みづくりをメインに、年代別の関わり方や片づけで身につく力などを学びます。
講座を最後まで受講すると「親・子の片づけインストラクター2級」の資格を取得できます。

私が受講した時は、お昼を挟んで5時間でした。10時~16時までほぼ1日かかるので、小さい子供がいると難しい場合もありますよね。
当時、我が家の子供達もまだ手がかかる時期だったので、かなり前から夫に「どうしてもこの日に受けたい講座がある!」と伝えていました。

結果的に、この講座を受けてとても良かったと思います。最大の理由は、子供にとっての自宅環境を客観的に見つめ直すきっかけになったから。
子供が小さいうちは、自宅だけの閉じた世界に入り込んでしまいがちですよね。
視野が狭くなり、一歩引いて全体を見ることができなくなる傾向があるのかなと、自分の経験から思います。

この講座を受けてから「子供にとって片づけやすい部屋ってどんな部屋だろう?」と考えるようになりました。

子供との関りをメインに学ぶ1級認定講座

3つめが1級認定講座。2級講座を振り返り、子供との関り方をメインに学びます。
丸1日×2日間の講座なので、まとまった時間をとる必要があり、少しハードルが高く感じるかもしれません。

しかし、子供の片づけには、関わり方がとても大切になるので、もし可能ならぜひ受けてみることをおすすめします。
講座を最後まで受講すると「親・子の片づけインストラクター1級」の資格を取得できます。

2級認定講座の内容に大満足だった私は、その勢いで1級認定講座も受けました。
私が受講した時は参加者が5名しかいなかったので、和気あいあいとアットホームな雰囲気で進み、とても楽しい時間でした。
ディスカッションやグループワークを通して、年代も家族構成も違う人たちの話を聞くことができたのは、とても貴重な経験でした。

この講座をきっかけに「こんなふうに呼びかけたら、子供はどう感じるかな?」と、子供の視点で自分の行動を考えることができるようになりました。

講師として働きたい人向け!マスターインストラクター講座

マスターインストラクター講座に合格すると、今度は教える側に立つことができます。
具体的には、親・子の片づけインストラクター2級認定講座の講師として、講座を開催することができるようになります。

しかし、3日間講座を受けた上で、実技試験と筆記試験に通らなければならないので、けっこうな難関!
仕事として始める覚悟がなければ、なかなか難しいかもしれません。実際、ここまで目指す方はかなり少数だと思います。

親・子の片づけインストラクター講座に参加して変わったこと

2級、1級と続けて親・子の片づけインストラクターを受けてから、大きく変わったことがあります。
それは、子供の気持ちを第一に考えるようになったこと。

たとえば、講座を受ける前は、夜ごはんの前におもちゃを片付けるのがルールでした。
しかしよく考えると、それは「夜ごはんをスッキリした部屋で食べたい」という私の勝手な気持ちだったのです。
講座を通してそれに気づいた私は、寝るまでのどこかのタイミングで片づけるというルールに変更し、子供に任せることにしました。

子供の片づけだけではなく親子関係まで深く考えるきっかけになる、親・子の片づけインストラクター講座。興味があればぜひ参加してみませんか?

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