家族で一緒に収納術!子どもに楽しくお片付けの意識付けをする方法

家族で一緒に収納術!子どもに楽しくお片付けの意識付けをする方法 生活

家事・育児・仕事と目まぐるしく過ぎていく日々。
そんな毎日だからこそ、部屋はスッキリ保って気持ちよく過ごしたいですよね。
でも現実は片付ける気力も時間もなく、理想とはほど遠い状態になっていませんか?
今回は部屋をスッキリ保つことができる子供の収納について、我が家の例を紹介します。

おもちゃの収納に困っているママが続出中!?

私は個人宅にお伺いして片付けをする仕事をしています。
「子供が3人」という私のプロフィールを見て小さい子供がいる家庭からご依頼をいただくことが多いのですが、ご自宅にお伺いすると「おもちゃがいっぱいで…」「どう片づけたらいいのか分からない」「いつも散らかしっぱなし」など悲痛な叫びが聞こえます。

また、子供がいるママ友からも「どうやったら片付くか教えてほしい!」「困っている」という声がたくさん。
子供の片付けに悩む人は多いということに改めて気づかされています。

子どもの片付けへの意識付けは何歳から?

私が子供の片付けをはじめて意識したのは長男が9か月の時です。
ちょうどその頃、長女がお腹にいることが発覚。
これからやってくる年子育児の大変さを考えると、不安でたまりませんでした。
少しでも自分の負担を減らすため、長女が産まれる時には1歳半になっている長男に、できるだけ自分で自分のことをしてもらおうと考えたことがきっかけ。

家族で一緒に収納術!子どもに楽しくお片付けの意識付けをする方法

あれから約10年。
その後次男が産まれ、3兄弟となりました。
現在、長男は小学5年生、長女は小学4年生、次男は幼稚園の年長。
個人差はありますが、3人ともそれぞれ自分流の片付けをしています。
子供なのでいつもというわけにはいきませんが、家族全員が快適に過ごせるレベルには十分片付けができています。

今振り返ると、長男と片付けを意識した1歳という年齢は早すぎることはなかったと思います。
むしろそれくらいの年齢から始めたからこそ、習慣として身につけることができたのかもしれません。

子供との収納で大切にしている4つのポイント

子供に自分で片付けてもらうために私が大切にしていることは、子供に合った収納にすることです。
これは子供達が小さい頃から現在までずっと同じ。
そのために具体的に気を付けているポイントを、おもちゃの収納を例に紹介します。

よく遊ぶ場所の近くに収納する

大人でも使った後、片付けるのは面倒くさいものですよね。
しかも収納場所が遠い場所にあればあるほど「あとでやろう」となってしまいます。
これが子供ならなおのこと。
これを防ぐために、子供のおもちゃはよく遊ぶ場所に収納します。
ちなみに、我が家の場合はリビングにある棚がおもちゃの指定席です。

家族で一緒に収納術!子どもに楽しくお片付けの意識付けをする方法

取りだしやすく戻しやすいように収納する

我が家では買ってきたおもちゃの箱をそのまま使うことはほとんどありません。
蓋をはずしたり、収納ボックスに中身を移したりして、出し入れの手間をとことん省くようにしています。
とにかく簡単に、シンプルに!

作った作品やお気に入りのおもちゃを飾る場所を作る

子供が飾って眺めていたいおもちゃ、工作で作った作品などを飾っておける場所を作っておきます。
我が家ではテレビ台、2階の本棚の上、木枠をつけた壁をそのスペースと決めています。
子供達が昆虫にはまっていた時は、壁にずらっとカブトムシとクワガタが並んでいたことも…。
夜中にみると怖いですが、片付いているのでOKでしょう!

家族で一緒に収納術!子どもに楽しくお片付けの意識付けをする方法

子供って特に小さい頃は、折り紙や段ボールなどでいろんな作品を作りますよね。
幼稚園や保育園に通いだすと、持って帰ってくる機会も増えます。
一定期間、飾って眺める時間をとってあげると、最終的に処分する時も満足してすっきりサヨナラできることもあります。

家族で一緒に収納術!子どもに楽しくお片付けの意識付けをする方法

収納スペースからあふれたら一緒に「いる・いらない」をする

誕生日・クリスマス・祖父母からのプレゼント…おもちゃが増える機会はたくさんありますよね。
イベントの後には部屋がおもちゃであふれかえっているなんてことも。
収納スペースはドラえもんの四次元ポケットではないので、あふれてしまうときは必ずやってきます。

そんなときは、子供にとって自分のお気に入りや宝物を改めて見つけることができるチャンス!
すべてを床に出して、子供と一緒に「いる・いらない」をしていきます。
はじめは面倒くさがりますが、進めていくうちに、「あ!これ探してた!」「こんなのあったねー」なんて、だんだん楽しくなってくるから不思議。
この作業の後は、久しぶりに見つけたおもちゃで遊ぶ時間になるのが定番です。

片付けでも子供の個性を大事にする

我が家には3人の子供がいますが、片付けに関しても個性はいろいろ。
片付けは苦手なのに捨てられない長男、仕切りを駆使するきっちり長女、モノに執着一切なしの片付け上手な次男。
見ていてとってもおもしろいです。

せっかく片づけるのなら、楽しんで取り組みたいですよね。
子供にどんな個性があるのか、溜めこみ系か、ミニマリスト系か、観察してみるとおもしろいですよ。
ぜひ、子供と一緒に楽しみながら、スッキリ気持ちいい部屋を実現してくださいね。

[afTag id=587]

タイトルとURLをコピーしました