育児サークルって実際どうなの?『良かったこと』『困ったこと』教えます

育児サークルって実際どうなの?『良かったこと』『困ったこと』教えます 生活

1人目のお子さんを妊娠・出産し、何もかもが『初めて尽くし』の毎日…。
そんな中で「同じくらいのお子さんを持つママさん達と交流したい」と思ったことはありませんか?
出会いの場所としては『ご近所』や『公園』などが考えられますが、その他に『育児サークルに参加する』という方法もアリだと思います。

私は長女が幼稚園に入園するまでの約4年間(年中さんから入園)、ある育児サークルに所属していました。
「育児サークルってどんな所?」「公園や近所とはどう違うの?」
そんな疑問を持つプレママさんや新米ママさん達に4年間のことを思い出しながら、メリットやデメリットを紹介させていただきます。

私が参加したのはプレママ教室から育児サークルへの発展系

私が所属していたサークルの前身は、市が主催する『プレママ教室』。
3度の講義を終えて一旦解散しましたが、出産後に福祉センターの職員さんから1人のママさんに「公民館を使用して、あの時のメンバーで『育児サークル』を作りませんか」という連絡があったそうです。
発足時のメンバーは12人。その後、緩やかに増減がありました。

育児サークルって実際どうなの?『良かったこと』『困ったこと』教えます

公民館を無料で使用する条件は、毎回『育児に関するテーマの下で活動すること』。
…とは言っても、そこまでお堅いものではなく、例えば『ベビーマッサージ』をトライしながら、みんなで和気あいあいとしている…ような感じでしたね。
公民館での活動は月2回でしたが、仲良くなるにつれて公園でピクニックをしたり、12月にはクリスマス会を催したり…など一時期はかなりの頻度で集まっていました。

1年早く出産した高校時代の友人も同じように『プレママ教室』から『育児サークル』に形を変えて活動していたそうですが、こちらは数回で自然消滅したとのこと。
始まりは同じでも『その時にどんなメンバーが所属しているか』ということでここまで違うものなのですね。
こちらにはリーダーシップ的なママさんメンバーがいたことが、長く続いた理由なのだと思います。

※これは一例で、個人が運営している…など、様々な形の『育児サークル』があります。

プレママさんが今から「ママさん仲間が欲しい」と考えているのであれば、『プレママ教室』に参加して他の方たちの様子を見るのは一つの方法ではないでしょうか。
勉強にもなるし一石二鳥ですよ。

私が実際に感じた育児サークルのメリット

仲間を作りやすい

他のママさん達も積極的な交流を望んで参加しているのですから、話しかけやすい環境ですよね。
おまけにお子さんの年齢・月齢が近いですから『育児』の話題には尽きないのではないでしょうか。
途中から加入したママさんもいましたが、子供の話題を介して、割とすんなり溶け込めましたよ。

また、活動場所である公民館は徒歩圏外なので『この集まりに参加したからこそ、会えた』という人もいます。
育児サークル時代のママ友で現在も連絡を取っているママさんはたった1人ですが、お互い住んでいる地区は離れているので、彼女は本来ならば出会うことはなかった人です。

近所には誰もいないかな…という新米ママさんたちは、思い切って足を伸ばしてみませんか?

場所・時間がきっちり決まっている

誰かの家にお邪魔したり、誰かを家に呼んだりするのって楽しいことですが、同時に手間がかってしまうもの。
小さい子がいればなおさらです。
その点、サークルは場所が決まっていた為、家に呼んだり呼ばれたりすることなく集まることが出来たのはかなりのメリットだと思います。
使用時間が決まっているのも大きなポイント。
女性って集って話し始めると切り上げるタイミングがなかなか見つけられない時がありますから。

もちろん、お互いの家を行き来するママさん達はいましたし、たまには私も参加しましたが、集合・解散がはっきりしている方が気楽でしたね。
この辺りは個人の感想ですが…。

私が実際に感じた育児サークルのデメリット

思わず他の子と成長を比べてしまう

子供たちの年齢・月齢が近いということはメリットであると同時に、『思わず我が子と比べてしまう』というママさんにとってはキツイ時があるかもしれません。

育児サークルって実際どうなの?『良かったこと』『困ったこと』教えます

『寝返り』『お座り』『ハイハイ』『伝い歩き』『あんよ』…。
子供達はどんどん成長していきます。
そんな時、自分の子がまだあんよできない横で他の子がトコトコ歩いているのを見たらやはり複雑です。
ちなみにコレ、私のことですが(笑)
我が家の長女は、なかなかあんよができなかったんです。
当時は育児雑誌と周りの子の様子に振り回されて『個人差』という大切なことを二の次にしていました。

ママ友さんと当時の事をよく話題にしますが「成長で悩んでいた頃が懐かしい」と笑い合っています。
当時の私のような新米ママさんへ。これはまさに『よそはよそ。うちはうち。』ですよ。

価値観の合わない人がいることも

10人のママさんがいれば10通りの育児があり、分かってはいるものの「ちょっとソレ、どうかと思う」と言いたいことが何回かありました。
当時の主な具体例を挙げてみると『他の子に市販のお菓子をなんの断りもなくあげてしまうママ』と『自分の子供の行動をちゃんと見ていないママ』です。

『他の子に市販のお菓子をなんの断りもなくあげてしまうママ』
気持ちだけは有難いのですが、私は「チョコレート系のお菓子はもう少し後になってから…」と考えていたので、その行動は正直迷惑でした。
せめて「あげて大丈夫?」と先に言ってくれれば良かったのですが…。

『自分の子供の行動をちゃんと見ていないママ』
おしゃべりに夢中で自分の子が他の子にちょっかい出している事に気が付かないことがしばしば。
謝りはしますが「男の子ってこうだから」的な考えが言動から感じ取れて少々不愉快でした。

定期的にみんなで活動していることもあり、どちらの場合も「ここで文句を言ったら雰囲気が壊れるのでは…」と思い、我慢していましたけどね。
どの集団でも価値観の違う人は存在しますが、ストレスがたまってしまって結構大変な時もありました。

迷っているなら育児サークルに参加してみよう!

『育児サークル』のメリットデメリットを自分の経験からお話しましたがいかがでしたでしょうか?
(もしもデメリットの部分で脅かしてしまったら申し訳ありません。)
私は色々ありましたが、トータルで考えて『嫌だ』より『楽しい』気持ちが勝っていたので4年間続けられたのだと思います。

サークルは人と人とのつながりですから、自分に合うか合わないかは実際に参加してみないとわかりません。
参加してみて無理だと思ったら辞めるのもアリ(その時は『実家の都合』のような理由で大丈夫です。実際にそう言って辞めたママさんがいました)ですから、少しでも興味があれば、前向きに考えることをオススメします。
まずはお手元のスマホかパソコンで、自分の地域の『育児サークル』を調べてみませんか?

[afTag id=22]

タイトルとURLをコピーしました